読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

心理学の本棚のすみっこ

じょーの個人的なこと。

結婚してみた

今年はどんな年だったかな~と散歩をしながら考えたのですが、結婚をしたのが個人的には大きな出来事だったように思います。

結婚をしたといっても、婚姻届を出しただけで、結婚式はたぶんしないし、同居はいまのところ実現していないし、指輪に至っては買い忘れてる(たぶん買わない)という、ほんとうに書類仕事として結婚したんです、という感じの結婚です。かろうじて結婚写真くらいは撮っておこうかと話していますが、まあそれも日付も場所も未定です。来年しようね、くらいのゆるい展望。

結婚、してみたかったんですよね。

心理学で、結婚までと、結婚と、結婚のあとに待ついろいろについて、たくさん研究があるので。

エキサイティングなんだろう、と思いました。そして、それはわりと実りが多そう。

そういった動機で結婚したかったのですが、まあ平たく言えば「結婚してみたい」とか「結婚はするものである」とか、そういう言葉になるわけで、それはわりといやらしい言葉です。人によっては、いやだと思うでしょう。なので、むしろ開き直って最初からそういう言葉で意思表明をしておいて、自分もそういう感じ、と言ってくれた人とお付き合いして、諸々ありましたがなんとか婚姻届を提出できて今日に至る。

現代の初婚平均年齢くらいで結婚したので、そのへんについても満足です。

してしまったので、あとは仲良くやっていくしかないな、と思うとなんだかすっからかんの気持ちです。心配が胸にひとつもない。もう、ただひたすらに問題解決をしていくだけのタッグが結成されてしまったのですから、問題が生じる度に解決していくしかないのです。基本的には、「この人でいいのかな?」というようなことは考えてはいけなくて、ただ、「この人と/この人を活用して、どのように目の前の問題を解決するか」だけなのでしょう。

まあ、いまのところ、問題らしい問題は起こっていませんが。

子どもとかできたら、いっぱい起こるんだろうなあ、と、ぼんやりと想像しています。

まあけど、成人も10年やれば、だいたい自分のことは自分でできて手持無沙汰な感じなので、ほかの生物に煩わされるのは楽しいかもしれない、と思います。

ともあれ、結婚しましたとあちらこちらに報告すると、「同居してないなんて」「結婚式しないなんて」「指輪買ってないなんて」と、いろいろ非難(?)されます。

自分が社会に適応できていないことは十分承知なので、まあ何か言われるだろうとは思っていましたが、ずいぶんと言われるんですねえ。びっくりしました。

形と中身は別のことだな、と思います。

婚姻という同じ制度の中で、男女が社会的につがいを形成していても、その質はそれぞれなのでしょう。

わたしと配偶者は自分たちの結婚のことをとてもよいものだと感じていて、よく電話で、「結婚してよかったね」と話し合っています。冷静に考えれば、婚姻届を提出してから5週間のうち、提出するために会った2,3日を除いては離ればなれなのですが、それでも、結婚してよかったね、と二人して思っています。

それを、所謂「普通の人」にわかってもらうのは、とても大変なことだろうと思います。

無理解の前で言葉を控えるのはよくないような気もするのですが、配偶者以外の生き物に対してエネルギーを使う気分ではないので、いまのところ適当に流しています。

そういえば、『人のセックスを笑うな』という小説およびそれを原作とした映画がありましたが(どちらもよかった)、なんというか、そういう感じ。

祝福してくれなくてもいいから、笑わないでほしい、批判しないでほしい。

世の中には、そっとしておくという種類のやさしさも、あるのだと思います。御祝儀と思って、我々のことはそっとしておいてください。

そういえば、新婚旅行もいまのところ予定がないので、せめてお正月にレタスのサラダでも作って食べましょうかねえ。ハネムーンサラダ、というらしいです。

Let us alone!

 

人のセックスを笑うな (河出文庫)
山崎 ナオコーラ
河出書房新社
売り上げランキング: 74,369