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心理学の本棚のすみっこ

じょーの個人的なこと。

生きているということ

谷川俊太郎の有名な詩に、「生きる」という詩がある。

途中のところに、「生きているということ/いま生きているということ/それは…」という形で、様々な単語が並べられている。

それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス

 

翻って、今夜わたしは夕食に、春雨の炒め物を作ったのだけど、春雨がお湯でやわらかくなっていくのを見ながら、

それは、お湯でやわらかくなった春雨

と思ったのでした。

詩の才能はない。

いや、なんの才能も特にはないけど。

でも、お湯でやわらかくなった春雨の、やわらかい様とか、白く透き通った様とか、そもそも数十秒前までそれがカサカサのポキポキだったこととかの素晴らしさったらなくないですか。

それを見ているわたしの、生きているということ、ですよ。

 

些細なことで感動するときは、神経がすり減っているときだと経験的にはわかるのだけど、でもこれって結構止められないんですよねえ。

生きているとは減っていくこと、って思ったら、それもまた、生ですし。

 

なんだか語ってしまった。

おやすみなさい。

 

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